ひびいろ

"日々"の"色々"を綴ります。カメラ関係のお話がメイン。

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Ps用プラグイン導入のススメ- Raya Proを利用して手軽に露出ブレンドを行う

レタッチシリーズその2。

今回はPs用のプラグイン、Raya Proを利用した簡単露出ブレンドの方法を紹介します。

Raya Pro-複雑なPsの作業をワンクリックで行えるプラグイン

Ps用のプラグインやアクション集は多々ありますが、Raya Proは海外の風景写真家の間でよく使われているプラグインらしいです。私も結構前に導入しました。

www.shutterevolve.com

通常$44.99で、円相場にもよりますが大体5000円くらいかな?たまにセールしてるのでセール狙うのもアリです。

 

とにかくPsって複雑で何やったらいいのか分からないんですが、こういったプラグインを導入するとワンクリックで簡単に高度な作業を進めることができます。

 

今回はその一例として、Raya Proで露出ブレンドをしてみます。細かいところは省いてざっくり説明していくので、こんなこと出来るんだなーくらいの参考になればと。

 

 

露出ブレンドは素材撮りから

露出ブレンドですが、要するにベースとなる写真のほかに明るい写真と暗い写真を用意して、それぞれの良いところ(ハイライト・シャドウ)を合体させるという作業です。

 

今回はこれをレタッチしていきます。

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昨年京都の東福寺で撮影した紅葉の写真。D810+Tamron 15-30mmで設定はISO500・15mm・f/11・SS1/400秒です。

 

青空が飛ばないギリギリの露出ですが、地上の紅葉は暗く落ちています。一方、雲の部分は完全に白飛びしてますね。

この暗く落ちている部分と白トビしている部分を補うために、異なる露出の写真を撮影しておきます。

 

今回用意したのは-2EVのこれと、

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+2EVのこれ。

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素材撮りを行うにあたり、極力構図がズレないように三脚使う方が望ましいのですが、三脚立てれないことも多いと思います。

そういうときは露出ブラケットで連写しましょう。今回の例も手持ちで露出ブラケット連写してます。

 

Psでレイヤーとして開く&整列

Lrでレンズ補正と色収差補正をかけたら、素材画像をPsでレイヤーとして開きます。

 

Lr上で画像を選択して右クリック→他のツールで編集→Psでレイヤーとして開くをクリック。

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開いたらレイヤーを並べ替えて、分かりやすいように名前を変えておきます。

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次に、3枚の画像のズレを修正します。

ベース画像の上に2枚画像を重ねるわけなので、ズレを修正しておかないと上手く重なりません。

 

編集→レイヤーを自動整列をクリック。

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自動設定をチェックしてOKをクリックし、下準備完了です。

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Raya Proでの露出ブレンド

ここからRaya Proを使っていきます。露出ブレンドはQuick Blendingです。

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画面はこんな感じ。

まずはハイライト部をブレンドしていくために、Darkのレイヤーを選択して"Blend Dark Exposure"のStartをクリックします。

 

こんなウィンドウが出てきますがそのままOK押して大丈夫です。

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自動で6種類のマスクが作成されるので、1〜6の数字をクリックして、好みのブレンド具合に変更することができます。

 

こちらは1。

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こちらは6。

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シャドウ部にほぼ変化はないものの、ハイライト部の明るさが変わっているのが分かるかと思います。

どの明るさにするかを決めたらSelectをクリック。選択したもの以外のマスクが削除されます。

 

同様にシャドウ部もやっていきます。

シャドウ部・ハイライト部をブレンドしたあと。

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ベース画像に以下2枚を重ねることで、空の白トビを防ぎつつ地上も色彩豊かな1枚にできました。

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左シャドウ部・右ハイライト部

 

Camera Rawで調整・シャープネスを上げて完成

露出ブレンドが完了したら、Camera Rawを使って全体を整えます。トーンカーブ等でもOKです。

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Raya Proですが、露出ブレンド以外にも色んなアクションが登録されています。

今回はシャープな仕上がりにするため、Sharpen fullをクリック。

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出てくるウィンドウ(ハイパス)のスライダーを調整しておわり。

 

完成後の写真はこちら。

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レタッチびふぉーあふたー

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左レタッチ前・右レタッチ後

 

参考として、ベース画像1枚のみから同じような明るさ・色合いに仕上げてみました。

結構無理をしているので、地上の紅葉部分の色合い・空の色合いに余裕がありません。

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左は1枚のみ・右は露出ブレンドしたもの

まとめ:Ps用のプラグインは導入するのが◎

以上、Raya Proを利用した露出ブレンドのやり方でした。

 

Raya Pro入れなくても同じことは出来るんですが、とにかくPsって複雑なので、覚える前に挫折する人が大半だと思うんですよね。とはいえ、Lrでのレタッチに限界があるのもまた事実です。

 

この点、こういったプラグインを導入することで、複雑なPsの操作を覚えることなくPsでレタッチを手軽に行うことが出来るのは大きなメリット。また、覚えている人にとっても時短になります。

 

英語で取っつきにくいところはありますが、Psでどうやってレタッチすればいいか分からない!という方には特におススメです。