ひびいろ

"日々"の"色々"を綴ります。

思ったとおりに撮るためにはシャッターを切る前に何を考えるかが一番大事というお話。

6月初めての投稿です。

 

いきなりですが、この前の金土日は関西で撮影を楽しんできました。

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(D810, Tamron SP 15-30mm F2.8 Di VC USD A012N, ISO64, 15mm, f/11, SS1/25)

ずっと行きたかった瑠璃光院に行ったり、

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO64, 24mm, f/13, SS37.0)

大阪の山の中で滝を撮ったり、

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO800, 70mm, f/2.8, SS1/30)

京都市内をぶらぶら観光しながら写真撮ったりで、これまでにないくらい関西を満喫してきました!しかしこのお話はまた後日。

 

 

さてタイトルのお話です。

皆さまは写真を撮るとき、どんなことを考えながらシャッターを切っているでしょうか。私がカメラを始めたときは、とにかく何も考えずシャッターを切っていたように思います。

 

まぐれ当たりで綺麗に撮れたときは良いのですが、今見返すと大半は思うようにいかず失敗した写真ばかり。

 

でも、何枚も何枚写真を撮って最近ようやく思いどおりに写真を撮ることができるようになってきました。そして痛感するのが「シャッターを切る前に何を考えるか?」でかなり違いが出るということです。

 

今回はどうやったら思いどおりの写真を撮れるか、そのためには何を考えて写真を撮ればいいのか、というお話をしてみたいと思います。

 

 

自分が何に心を惹かれたか、それがどうすれば伝わるかを考える

まずはカメラ始めたての頃の失敗例から。

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夕焼けの時間帯で綺麗だったという理由で、何も考えずにパシャリと撮ったもの。何を撮りたいのかがさっぱり分からず、これでは写真が趣味だなんて恥ずかしくてとても言えません。。

 

夕景の綺麗さに感動したことを写真で伝えたいのであれば、今ならこうします。

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  (α7Ⅱ, Sony Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z, ISO100, 70mm, f/11, SS1/100)

夕日が沈んでいき、空がグラデーションになっている様子がとても綺麗で撮影した一枚です。夕日が主題になるように意識しつつ、人々のシルエットを副題としながら撮影しました。

 

よく「写真は引き算だ」と言われますが、撮った写真を自分で見返したときに、他の人が自分の写真を見たときにどう思うか、どこに目が惹かれるかを意識すると、それだけでも自分の写真を見る目が変わってくるように思います。

鑑賞者の目が惹かれるポイントに、自分が心惹かれたメインテーマを置けるようになりたいところです。このあたりは私もまだまだ勉強が足りません。。

 

 

合成を使わないと表現できないのではないかという視点

構図が決まったら次は露出を決定していくこととなります。

が、思い描いている完成形は一枚の写真で仕上げられるものでしょうか?

 

例えばこれ。

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO64, 62mm, f/11, HDR合成)

地上の風景と奥の夕日がそれぞれはっきり分かるような明るさになっており、私が目で見た風景もこんな感じでした。

 

が、普通に撮ったらおそらく下の2枚のいずれかになります。

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO64, 62mm, f/11, SS1/50)

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO64, 62mm, f/11, SS1/13)

一枚目は地上が暗すぎ、二枚目は夕日の部分が白飛びしています。

これはカメラの特性上仕方がない話で、明暗差が大きいと表現しきれないのですね。

 

そうなると、ハーフNDフィルター等で明るい部分の露出を調整するか、事後的に合成することを前提として撮影するかのいずれかを選択することとなります。

私はこういった場面の写真を撮るとき、露出を変えた写真を3枚連射で撮っておいて、家でHDR合成するようにしています。

 

手持ちでHDR用の素材を得る方法については以前少し触れたので、下記記事をどうぞ。

 

www.yawo76.net

 

とにかく、「自分が撮りたい写真は合成じゃないと実現できないのではないか?」と考えることは結構重要だと思います。後でなんとかしようと思っても大変なので、最初から合成前提で撮るのも選択肢の一つですね。

迷う場合にはあとでどうにでもできるように、とにかくAEブラケット+連写しておきましょう(

 

 

ISO感度は低い方がいいけど手ブレするくらいなら上げた方がいい

夜景等の暗い場面を撮るときによく言われるのが「ISO感度を上げるとザラザラした写真になるからできるだけISO感度は低い方がいい」ということです。確かにそれは正しいんです。特に三脚を使える場面では。

 

が。

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  (α7Ⅱ, Sony Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z, ISO320, 70mm, f/6.3, SS0.4)

三脚が使えないところで、欲張ってISO感度を下げて夜景を撮影した結果です。シャッタースピードは0.4秒とかなり低速で、ここまで来るとほぼ確実に手ブレします。

 

写真は欲張りすぎないことが重要な気がします。下の例は諦めてISO感度を少し上げたもの。

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  (α7Ⅱ, Sony Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z, ISO1000, 70mm, f/6.3, SS1/10)

でも手ブレしてる写真よりかよっぽど良いですし、ISO感度を上げたことによるノイズは後から現像で対応できます。

 

手持ちで撮れる限界のシャッタースピードを知ること、そしてISO感度を上げることへの抵抗を捨てること。それだけでも随分失敗写真は減るんじゃないかなあと。

 

 

被写体に応じてシャッタースピードを選ぶ

ある程度カメラに慣れてくると、絞り優先モードで撮ることが多くなるように思います。

が、絞り優先モードに頼り過ぎていると、結構シャッタースピードが遅くなることがあり。。

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(D7200, Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO800, 80mm, f/3.5, SS1/30)

メインの被写体が被写体ブレしてしまうことがあります。

 

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO64, 62mm, f/11, SS1/13)

風景の場合は被写体が動かないので低速シャッターでも全然問題ありませんね。

 

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(D810, Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO2000, 200mm, f/3.2, SS1/320)

一方動物の場合、どう動くか予想できません。

また、結構動きが早いのでシャッタースピードを上げて動きを止める必要があります。

 

私は動物を撮るとき、ISO感度を上げてでもいいのでシャッタースピードを稼ぐようにしています。手ブレ同様、被写体ブレしているとどうしようもないですが、ノイズは後から処理できますし。

 

 

焦点距離によって表現を変える

私がカメラを始めたとき、ズームレンズの一番短い焦点距離は広く写す、一番長い焦点距離は遠くのものをクローズアップして写すくらいの認識でした。

 

が、もちろんそんな簡単なものではありません。

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO200, 24mm, f/10, SS1/40)

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(D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO200, 70mm, f/10, SS1/60)

例えば24-70mmの標準ズームで同じような風景を撮っても、広角端と望遠端では受ける印象がかなり変わります。

 

単に目に入るものを広く写す、または遠くにあるものを大きく写すだけではなく、広角が生むパースペクティブだったり、望遠が生む圧縮効果だったりを意識しながら、自分が撮りたい写真にはどういった表現が合っているかというあたりは試行錯誤してみる必要がありますね。

 

 

まとめ:考えることは多いものの、自分の撮りたいものが撮れるならなんのその

以上、最近私が撮影前に考えていることをまとめてみました。

シャッターを切る前に考えるべきことは思っている以上に多いと思うのですが、それも自分が撮りたい写真のため。

やっぱり思ったように写真が撮れるとそれだけで楽しいですし、これからも沢山写真を撮っていきたいというモチベーションにも繋がります。

 

これからもずっと撮り続けて、もっともっと色んな写真が撮れるようになりたいです。そのためには練習あるのみ、ですね!