ひびいろ

"日々"の"色々"を綴ります。

【画像多め】一眼レフで猫を上手く撮ろう!失敗写真からいろいろ考える。

至る所でクリスマスツリーを見かけるようになって、今年も終わるんだなあと実感する日々です。

 

さてタイトル。

一眼レフを買ってからというもの、できるだけ色んなものが撮れるようになりたいと思い、風景はもちろん、動物やブツ撮りに星景、そしてコスプレ撮影まで考えうるもの全てに挑戦してきました。

 

でも、そんな中で一貫して撮り続けているテーマがです。

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(D7200, SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM, ISO100, 70mm, f/4, SS1/160)

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(D7200, Nikon AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR, ISO800, 280mm, f/6.3, SS1/400)

単純に猫が好きというのもありますが、同じ場所にいる猫でも毎回違う行動・表情を見せてくれますし、猫のペースに合わせながらの撮影になるので、自分の思い通りにはならないことの難しさにこそ面白さがあるように思います。

 

今回は過去の失敗例を踏まえつつ、どうすれば上手く猫が撮れるのかを考えてみます。

 

 

①レンズは望遠のズームレンズで

初期の頃の一枚。

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 (D7200, SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM, ISO800, 20mm, f/7.1, SS1/200)

標準ズームのワイド端付近(30mm相当の画角)で撮った一枚ですが、これだと猫探しゲームみたいな状態です…(よくよく見ればちゃんと猫がいますよ!)

お寺の鐘と猫の組み合わせを撮りたかったんですが、これだと何がテーマかハッキリしません。

 

広角を使って周りの風景と絡めて撮りたいなら、かなり猫に寄って撮影する必要があります。

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 (D7200, SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM, ISO800, 17mm, f/8.0, SS1/400)

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  (D7200, SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM, ISO100, 24mm, f/3.0, SS1/320)

これなら少なくとも猫がメインテーマであることはハッキリしますね!

でもいつも猫に寄れるわけではないですし、どう風景と絡めるか、構図を考えている間にどこかへ行かれてしまうことも。。

 

成功率を上げるためにはまず望遠ズームレンズを使うことが良いのかなと思います。

メリットの一つは近寄らずに自然な姿が撮れること

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(D7200,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO800, 80mm, f/2.8, SS1/50)

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(D7200,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO640, 200mm, f/3.5, SS1/800)

勢いよく爪とぎする姿やリラックスしきった姿はなかなか近づいて見せてくれる姿ではありません。

 

もう一つは背景を整理できること

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(D7200,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO800, 86mm, f/2.8, SS1/1000)

広角では余計なものまで入りこみがちですが、望遠なら画角の狭さを利用して、背景をすっきりさせながらメインテーマである猫を強調できますよ!

 

 

②シャッタースピード優先モードが使いやすい

これは動物撮影に共通しますが、動物を撮るときにはシャッタースピード優先モードがベストだと思います。というのはですね…

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO400, 80mm, f/4.5, SS1/125)

この作例は絞り優先モードで撮って失敗した例。

一般的に、手ブレしないシャッタースピードは1/(焦点距離)と言われてます。上記作例も焦点距離に対するシャッタースピードは十分で手ブレもしてません。

 

ところが、肝心の猫を拡大すると…

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微妙にブレてます。

これが意外に意識から抜けがちな被写体ブレです。

 

動物が動く動作はかなり早いので、被写体ブレを避けるためにもシャッタースピードは稼ぎたいところ。

この点、シャッタースピード優先モードならシャッタースピードに合わせてカメラが適正な絞り値等を選択してくれるので、シャッタースピードのコントロールにだけ集中すればよくなります

 

同じような仕草をシャッタースピード優先モードで。

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO640, 200mm, f/4.5, SS1/500)

被写体ブレせずちゃんと撮ることができました。

大体1/400以上のシャッタースピードなら被写体ブレも防げるかなあって印象です。

 

暗いところで撮るときはISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎましょう。

個人的にはISO感度を上げて多少ノイズ感が出ることよりも、被写体ブレ等を避けることが重要だと思っています。意図しない被写体ブレや手ブレは完全に失敗写真になるので。。

 

 

③ピントは目に合わせる 

お次の失敗例はこれ。

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO250, 200mm, f/2.8, SS1/400)

個人的には良い一瞬を捉えられたと思うのですが、それだけに失敗が悔しい一枚です。

 

何が失敗かというと…

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耳にピントが合っていてモヤッとした印象になってます。

 

基本的に写真を見たとき、写っている人や動物のどこに着目するかと言われれば、特に目の辺りだと思うんです。

だからどんな構図であっても、まずは手前にある側の目にピントを合わせたいところ。

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO400, 200mm, f/4.0, SS1/400)

逆に目にさえピントが合ってれば、あとはどれだけボケててもしっかりピントが合っている印象に仕上がります!

 

④適度に絞る

このあたりは好みですが…

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO400, 110mm, f/4.0, SS1/250)

上記作例は少し絞ってますが、真正面から猫を捉えた場合、絞り開放でも目にさえピントが合っていれば、大体顔全体にピントが合います。

 

しかし横顔だと…

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO400, 80mm, f/4.0, SS1/160)

少し右目のあたりからボケかかってますね。

猫の顔を奥までしっかりとらえるなら、もう少し絞って被写界深度(ピントが合う範囲)を調整する必要がありました。

 

ボケを活かしつつ、猫の顔をしっかり捉えられる程度の適度な絞り値を探りたいところです。

 

さあ猫を撮ろう

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(D7200, Tamron SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di Ⅱ LD Aspherical [IF] Model B001, ISO320, 24mm, f/4.5, SS1/500)

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(D810,  Nikon AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED, ISO640, 200mm, f/3.5, SS1/400)

失敗例を交えつつ上手く猫を撮る方法について書いてみました。

 

ちなみに、望遠を使って背景を整理したり、目やまつ毛にピントを合わせるというのはポートレート撮影でも一般的な手法です。

猫撮影に慣れてくると、予想できない動きがない分、人の撮影の方が簡単になってくるように思います(ポージングの研究や、スタジオの撮影でライティング組むのはまた別の問題になってきますが)。

 

また、単に風景を撮るときはかなり構図を考える必要がありますが、猫撮影は猫が主題であることが明確なので、一眼レフを始めたての方でも気軽に一眼レフらしさを楽しむことが出来るんじゃないかなって思います。

 

というわけで猫撮影はメリットも多く、何より楽しいのでオススメです!

是非猫撮影を楽しんでみてください!