やをなむ

カメラの話題が中心です。撮った写真とか機材のこととか。

ディフューザーを上手く使い分けよう!アンブレラ・ソフトボックス・その他いろいろ...

もうすぐ夏も終わりですね。

 

さて、またもやコスプレ撮影関連ネタです。

いい加減風景の記事でも書こうかと思いつつ、しかしそもそも風景を撮りに行けていないので書くネタがなく申し訳ない…_(:3」∠)_

そのうち風景についてはちゃんと書くとして、今回はスタジオ撮影で欠かせないライティング関連のお話をします。

 

 

コスプレ撮影で綺麗な写真を撮りたいと思うと、どこかで必ずライティングの知識が必要になってきます。

というのも、外だったらレフ板持って光を読めば綺麗に撮れますし、スタジオでも自然光が入る場所ならなんとかなるんですが、自然光が全く入らないスタジオで綺麗に撮るのは至難の業(というか高確率で失敗します。)。

 

となるとどうするか?

そう、「光がないなら光を作ればいいじゃない!」という結論に至り、人はストロボライティングに手を出し始めるわけです。

 

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ライティングの基礎は上記記事で紹介している本を読んでいただくのが一番いいかなーって思います。

今回のこの記事では少しその先に行って、「色々なディフューザーをどう使い分けるか?」というのを、私が持っている機材を例に作例を交えつつお話しようかなと。

 

 

アンブレラ

アンブレラは分かりやすいですね。 

UNPLUGGED STUDIO 43インチ トランスルーセントアンブレラ UN-026

UNPLUGGED STUDIO 43インチ トランスルーセントアンブレラ UN-026

 

 

UNPLUGGED STUDIO 43インチ ホワイトアンブレラ UN-012

UNPLUGGED STUDIO 43インチ ホワイトアンブレラ UN-012

 

その名のとおり傘状のディフューザーで、透明になっていて光を通すタイプのトランスルーセントと、傘の内側が白または銀になっていて光を通さないタイプのホワイトアンブレラ・シルバーアンブレラがあります(内側がゴールドのものもあるみたいですが、私は見たことがありません…)。

 

私は小さめ(33インチくらい)のトランスルーセントを2本と、43インチのホワイトアンブレラを1本持っています。

 

 

この撮影では全てトランスルーセント2本をメインの光源として使ってます(メイン光源のほか、全体に光を回すために+2灯くらい天井バウンスさせてます)。

個人的には、「とにかく被写体も背景も明るくてOK!」みたいな撮影にはアンブレラ(特にトランスルーセントのもの)が使いやすくてちょうどいいのかなーって感じです。

 

というのは、後述するソフトボックスに比べて光が拡散しやすいんですね。なので被写体の一部分だけ明るさを確保したいとか、そういう撮影向けではないです。

逆に、影をなくしたり背景まで光が回っていいような撮影であればアンブレラが一番良いかなーと。私もアイドル系のキャラとかで明るめにしたいときは良くアンブレラを使います。

 

あとは相当大きなアンブレラを使ってかなり大きな光源を作り出すと、大型の撮影なんかでメインライトにするのにいいのかなーって気がします。

もっともその際はストロボ1灯じゃ出力が足らないので、3灯くらい固定できるアンブレラホルダーもいりますが。。。

 

 

ソフトボックス

スタジオに行くと大体使ってる人見ますね。

縦長のものだったり形状は色々なのですが、 四角いボックスの中で光を拡散させつつ、中と外の布(ディフューズパネル)で更に光を柔らかくするものです。

私は正方形のものを大小1つずつ持ってます。

 

ソフトボックスは光があまり拡散せずまっすぐ進んでいくので、陰影をつけたり背景まで光を回したくない撮影にはうってつけです。

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上記例の背景は真っ赤な赤い壁なんですが、グリッドを付けたソフトボックスを使い、できるだけ背景に光を回さず被写体の明るさは確保してバックがほぼ黒色になるようにしています。

 

この4枚目も斜め前に置いたソフトボックス1灯だけでライティングしてます。あまり周りの本棚を明るくしたくなかったので、ソフトボックスの指向性の高さを利用しました。

 

少し暗めの雰囲気に仕上げたい撮影ではソフトボックスが一番使いやすいかなあと。

グリッドを付けると更に光がまっすぐになるので、できるだけグリッドがセットになっているものを買いましょう。

 

ただ、でかいので移動の際に結構邪魔になるのと、慣れるまで畳めないのがネックです( 

 

 

Roundflash Ring

 

 

基本的にメインライトはアンブレラかソフトボックスのどちらかを使いますが、外の撮影でフラッシュ使う必要があるとき(レフ板使えないとか)や、顔から影を消したいときにはこれを使います。

 

あまりスタジオで使ったときの写真がないですが(上のツイートの4枚目くらい)、とりあえずコミケはこれで全部撮ってました。こんな感じで円形のキャッチライトを入れつつ、顔の影を飛ばすことができます。

 

カメラに装着した見た目は異様な感じになりますが、円形なので構図を変えても光源がズレないので便利です。

  

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Roundflash Dish

 

同じくRoundflashの製品。Ringがカメラにストロボを装着した上で使う前提であることに対し、Dishは完全にオフカメラで使うものになってます。

コンパクトに畳めるオパライトのようなソフトボックス…という感じ(むずかしい

 

 

この2枚目の写真はソフトボックスをメインライトにしつつ、Dishをサブライトに使って丸型のキャッチライトを入れています。どちらかといえばキャッチライトの形を意図的に変えるためのサブライトとして活躍することが多いかなー。

 

あとは、アンブレラ・ソフトボックスが使えないスペースでメインライトとして使ってますね。小さくて便利です。

 

 

Rogue Flashbender L

 

ROGUE フラッシュベンダー2 ソフトボックス L

ROGUE フラッシュベンダー2 ソフトボックス L

 

これも毎回スタジオに持っていってます。が、最近は滅多に使わないかな…。

 

小回りが利くので、Dishですら置けないような相当狭いところだったり、寝転んだポーズを真正面から撮ろうとしてライトスタンドだと光源が高くなりすぎるときに使ったりします。

 

あとは拡散させるのではなく、ハレ切り(余計なところに光が飛ばないようにする)用途だったり、グリッドだけだとスポットライトが足らないときにスヌート代わりにして使ったりします。

自由に形が変えられるので、これ一つだけで結構色んな表現が試せますねー。

 

 

Rogue Grid2

 

ROGUE グリッド2

ROGUE グリッド2

 

こちらは完全にサブライト用途。

これまで紹介したものが全て光を拡散して柔らかい光源にするものであるのに対し、こちらは光を絞ってスポットライト化するものです。

 

分かりにくいんですが、この2枚目は奥の方が暗くなってしまったのをグリッドからの光で補ってます。

周りを明るくすると雰囲気でないなーと思って、顔の部分だけにスポットライト当てた感じ。

 

他にもスタジオセットの一部分だけスポットライト当てたりとかですね。

 

 

ディフューザーを使う以外に良くやるライティング:天井バウンス

というわけで、私は大体アンブレラかソフトボックスをメインライトにして他のディフューザーで補いながらライティング組んでます。

 

が、最近はディフューザー使わず、天井にストロボ当てて跳ね返ってくる光を使う天井バウンスで補うケースも多いです。最初にご紹介したツイートの写真あたりはそうですね。

 

ただ、天井か壁が白くないと使えないのであしからず。

たまに壁も天井も真っ黒なゴシック部屋でバウンス使ってたり、更には外イベで虚空に向かってストロボ焚いてる人をごく稀に見かけますが、黒壁では明るい反射光が得られないし、空に向かってストロボ焚くのは反射する場所がないので全く効果がないです…_(:3」∠)_

また、天井が凸凹してると効果は薄れますし、明るい色でも色が付いてると反射光で色かぶりします。

 

そのぶん、使えるところでは絶大な効果を発揮します。

全体的に白っぽいブースで天井も白なら、メインライトにアンブレラかソフトボックス使いつつバウンス光で光を補うと明るくふんわりした雰囲気になります。

 

 

これも天井のバウンス光で光を補っている例。前からのアンブレラ2灯で光を起こして、天井バウンスで全体に光を回しています。

 

 

まとめ:とにかく色々使って特性を知ろう

以上、ざっと手持ちのライティング機材のご紹介でした。

大体こんな感じで使い分けてるんだなー、という一例としてご参考になれば幸いです。

 

元も子もないんですが、ある程度いろいろ試してきて思うのは「これを買えば何にでも使える!」というライティング機材は存在しないということです。

色んな種類のものがあるのにはやはりそれぞれ向き・不向きがあるからであって、どういうライティングにこのディフューザーが向いているのか、それをどう使い分けていくのか…というあたりはとにかく使ってみないことには分からないと思います。というか私もまだまだ研究中です。

 

ただ、その分機材を使い分けて出来ることが増えてくるともっと撮影が楽しくなってくるのもまた事実です。

自分が思い描く写真を撮るためにはどうライティング機材を使い分けるのがいいのか、是非いろいろ試してみてください(*‘ω‘ *)

 

ではまた!!

 

クリップオンストロボ 本格ライティング ~オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ

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