やをなむ

カメラの話題が中心です。撮った写真とか機材のこととか。

キットレンズ以外にもレンズって買う必要あるの?っていうお話

突然ですが問題です!

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いずれも被写体は同じ白クマ。

さて、若干撮影環境が異なるので一概に比較は出来ませんが、片方がキットレンズ(AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR)で撮った写真で、片方がニコンの初代大三元望遠ズームレンズ(AF NIKKOR 80-200mm 1:2.8 ED)で撮った写真です。どちらがキットレンズで撮った写真でしょうか?

 

(解答は以下の写真の下に。これはキットレンズで撮ってます。)

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…正解は上の写真でした。

発売年月にかなり差があるとはいえ、光学性能は全然違う両者。どちらがキットレンズか、区別は付きましたでしょうか?

 

結構頻繁に議論(争い?)になってる気がするこのお話。

人それぞれと言えばそうなんですが、私個人は最初から単焦点買ったりとかする必要はなく、キットレンズ以外要らないんじゃないかなって思ってます。

今回はそんなお話。キットレンズだけでいい理由やキットレンズの魅力を画像を交えながら語ってみます。

(とはいえ、D7200のスーパーズームキットのキットレンズは普通に評判がいいので、一般論的にはいかないと思いますが…)

 

 

理由1:キットレンズだってちゃんと撮れるぜ

一番はこれなんです。

よく目にするのが「キットレンズはボケにくい」だとか、「高倍率ズームで歪みがひどい」とか、「写りが良くない」とかそういう批判的な意見。

 

でも、正直最初の白クマの画像を見比べて、どっちがキットレンズかなんてそう分からないと思うんですよ。

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パッと見た印象では十分撮れているので、それ以上のレンズの解像感がうんたらとか写りの良さを追求するのはキットレンズ使い倒してカメラにハマって色々分かるようになってから語られるべき事項かなあと。

 

そして、「キットレンズがボケにくい」は真実であり嘘です。例えば次の写真。

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背景が何か分からないくらいボケてますが、これもキットレンズで撮った写真なんです。持ってないですが、例えばダブルズームキットの望遠レンズとかでも同じようにボカして撮れるかなあと。

 

もちろん、明るいレンズで絞り開放で取れば同じようにボケます。ただそれはレンズのおかげでボケてるだけで、どうやったらボケるかってあまり考えられてないと思うんですよね。

ちゃんとボケやすい条件が揃えばキットレンズだって十分ボケるわけです。キットレンズでどうやってボカすか?それを考えて撮っていると、そのうち高いレンズを使いだしたときにも役立ちそうです!

 

あと、「高倍率ズームは歪みがひどい」っていうのはRAWで撮って後から補正すればいくらでも直ります。簡単にデータを編集できるこの時代にあって、多少の歪みくらいそこまで気にしなくていいと思います。

  

理由2:単焦点は難しいけどキットレンズはすごく簡単

キットレンズ批判の後に大体の場合来るのが「単焦点買って練習してたら上手くなるよ!」っていう意見な気がします。

単焦点いいですよね。何気なく撮った写真でもこんな感じで「いかにも一眼で撮りました!」感を出せます。

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でも、スマホやコンデジからのステップアップで一眼レフを買って、いきなりズームが出来ない縛りプレイって相当厳しいと思うんですよ。

画質云々の前にもっと大事なことは「一眼レフって楽しい!」って思えることじゃないですか。いきなり単焦点買って「ズームもできないし楽しくないやー」ってお蔵入りさせちゃうのが一番もったいないです。

 

その点、特に初級機のキットレンズとかは画質もそこそこ、ズームもそこそこ、始めて触る一眼レフのレンズとして使いやすさを追い求めている感じの仕様です。

最初はそこから始めて一眼レフを楽しみましょう。そしてどんどんと一眼レフにハマってレンズ沼に浸かっていきましょう(

 

理由3:レンズキットはコスパがいい

基本的に、キットレンズを単品で買うと結構値段張るんですよね。

例えば私のD7200だと、ボディ単体の価格が10/10現在でAmazon価格が94,700円で、18-300mmのスーパーズームキットが161,800円。

差額は67,100円ですね。

一方、AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRを単体で買った場合の値段は79,820円。1万円以上お得です。

このように、レンズキットはどれも単体で買うより少し安めの価格設定になっており、これだけのディスカウントが得られるのはレンズキットの特権です。

 

理由4:他のレンズ買ってもなんだかんだキットレンズは使う

最後はこれ。

キットレンズって、それ1本で完結できるように扱いやすい焦点距離のズーム域になってます。なので単焦点とか買っても、荷物を減らしたい旅行のときとかには扱いやすいズーム域のレンズ1本とかになると思います。

ということで、カメラにハマって「画質がー」とか言い出しても、結局キットレンズ持ち出す機会多いと思うんですよね。ハマらなかったとしてもキットレンズあればひととおりは撮れるわけですし。

 

 

それでも別のレンズが欲しい人は…?

と、ここまでキットレンズの魅力とか語ってみましたが、そうは言ってもレンズ欲しくなる人はレンズ欲しくなるんだと思います。ちなみに私はお察しのとおり物欲まみれです。

 

もしキットレンズ以外のレンズが欲しいのであれば、キットレンズでは撮れない世界を撮れるようにするために、マクロ・超広角ズーム・超望遠ズームのどれかはいかがでしょうか。

 

①マクロレンズ

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あんまり作例良くないですが、こういう風にマクロは肉眼でもなかなか見ることの出来ない世界を写すことができます。家の近くとかに咲いている花を撮るだけでも楽しめますよ。

 

ちなみにマクロ=寄れる単焦点レンズなので、別に普通の単焦点レンズとして使うのでもOKです。

例えばこれはマクロレンズで撮った写真。普通に単焦点として遊んでみました。

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ポートレートなんかにもいいですよ!

 

②超広角ズーム

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超広角ズームは風景撮影にうってつけです。 

自分が見ている世界より更に広い世界を写せる感覚を一度味わうとクセになります!

ただし、もちろんその分余計なものまで入り込んでしまう可能性があるので、結構扱いが難しいレンズでもあります。

 

③超望遠ズーム

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ホントは150-600mmとか持ってたらいいんですが、残念ながら手元にはなく。。

手持ちで最長の望遠端はキットレンズの18-300mmなので、これまたキットレンズの作例となります。フルサイズ換算で450mmの画角です。

遠くのものをこれだけ引き寄せて撮れるのはやはり超望遠ズームの特権ですね。バズーカみたいなレンズも多いのがこのジャンルです。動物園に持っていくと非常に活躍してくれます。

 

まとめ:もっとキットレンズと向き合おう

作例交えて色々書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。よっぽどカメラにハマらない限り、とりあえずはキットレンズ1本あればいいのかなと思います。

 

また、実はもっとキットレンズで撮れるんじゃないか…?と考えて、色々試すことでもっとカメラが楽しくなる気がします。

 

個人的には、これまで結構色々なレンズ買ってみたものの、改めて見返すとキットレンズで撮った写真にこそハッとさせられる写真が多い気がします。例えばこういうのとか。

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良いレンズを使ってみたいという気持ちはあるものの、ある程度カメラで遊んできて改めてキットレンズの位置付けを見直した際、どう撮るかということに純粋に向き合えるのがキットレンズの魅力なのかもと思っています。

 

最近どうやって撮るか、構図だったり焦点距離だったりをいろいろ試行錯誤しています。

そんな今だからこそ、今一度キットレンズと向き合ってみたいですね!